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第7回cotenコンテスト

「リアル」

Ended

2019年8月1日~2019年9月15日に開催したcotenコンテスト「リアル」にご応募いただいた皆様、誠にありがとうございました。
cotenの特性を活かした、素晴らしい作品が数多く集まりました。
審査員の鶴巻 育子先生より、受賞された作品に講評をいただいておりますので、併せてご覧ください。

最優秀賞
1 person / Amazonギフト券(Eメールタイプ) 2万円分、FUJIFILM WALL DECOR(カジュアルスクエアミニ)クーポン
溢れている 94e11568549059 suimen

抑えきれず、絶えず溢れている日々のこと。

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Judge's review

お盆休みの様子を火傷の症状の経過と共に物語を綴り、時間の経過を表現しているアイディアが素晴らしいです。家族が集まりご先祖様をお迎えする風景から、リアルな生活感が溢れています。さらに、繋がりや時の流れを感じたり、老いや死は自然であることを実感させらえる作品です。家族が写るスナップ写真は、人物の配置やふとした表情や瞬間の捉え方が絶妙ですし、リズム感のある構成は見ていて飽きませんし、静かなドキドキ感を味わえました。

優秀賞
2 people / Amazonギフト券(Eメールタイプ) 5,000円、FUJIFILM WALL DECOR(カジュアルスクエアミニ)クーポン
脱皮 F4e41550037192 Yamaguchi Yuichiro

家の隣におばあちゃんが一人で住んでいた。
古い古いアパートで、おじいちゃんとの思い出だからと、息子家族の誘いを断り続け、
一人で住んでいた。
でも、おばあちゃんは、もう一人で住んでいられる状態ではなく、
夜中一人で出歩いては、引き戻されていた。


ある日。


おばあちゃんは、息子家族の家に引っ越すこととなった。
そして、古い古い思い出のアパートは取り壊しが決まった。


工事が始まると、一日一日とあっという間に壊されていった。


そこには、僕が知らない、おばあちゃんの想い出の欠片が沢山転がっていた。
そして、それは、壁の瓦礫とともに埋められていった。
最後には、何もない。何の染みもない綺麗な土の景色が残った。


沢山の想い出を踏みつけた土地で、
新たに作られたものは、誰かを幸せにできるのだろうか?


そう想った。

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Judge's review

アパートが解体され更地になるまでの記録。解体中の建物は、生活の跡が見えリアルさが詰まっている場所。そして、更地を見たときなぜかそこに何が建っていたか忘れてしまう。この作品は、さまざまな切なさを感じるところが魅力です。変化、生まれ変わりなどが結びつく完結でユーモアあるタイトルが作品の良さを引き立ててます。正面から定点観測的に撮影した写真だけで構成した方が、作品意図が、伝わりやすく面白さも増したでしょう。

余韻 A8ac1568694443 Fukumori Shoichi

カメラを持っていなければなんとなく過ぎていく風景。
その場所には確かに誰かがいて、誰かが過ごして時間があり、誰かが行なった行為が残っている。
そんな誰かの残したものを、僕は人知れず写真に収める。
そんな行為の連続が新しい想像を掻き立てる時間となる。

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Judge's review

人は写っていないのに人気を感じたり、何となく違和感を覚える風景の連続。どの写真も可笑しさを誘います。コメントには、「カメラを持っていなければ見過ごしてしまう風景」と。しかし、「カメラを持っていても見過ごしてしまう風景。」とも言えますね。私が惹かれる風景に似ており、とても共感できる作品でした。このような作品は、数が多い方がおもしろい。たくさん撮りためたものをいつか見てみたい。

coten賞
2 people / FUJIFILMプレミアムプリント(A3サイズ Maximaペーパー)クーポン
主にブレてます 28421567602283 yuukachacha

主にブレてますってくらいブレてる写真ばっかり。だからフィルムカメラで子供を撮るって難しいけど、その時の動きが伝わってくるのも、また可愛くて面白いかなと思いました。
笑顔やポーズ決めてる写真もいいけど、母の視点ならではの日常の子供の姿を撮ってみたかった。背景の部屋の散らかりよう、特別かっこいい構図でもない。ブレてたり、ボケてたり、こっちを向いてもない、泣いてたり寝てたりもする。でも、それが私の日常、私のリアルで、そんな日常の欠片を留めておきたいと、気の赴くままにシャッターを切りました。

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Judge's review

子どもの頃のアルバムを捲ると、ピントがずれていたり、やたらと空間が空いているなど、どうしようもなく下手な写真がたくさん貼られています。それでも、どの写真からも愛おしい時間が蘇ってくる感覚が堪りません。写真は、写っている人と撮る人の関係性が如実に表れます。この作品から、作者が家族を愛する気持ちが強く伝わってきました。ずっと家族の記録を撮り続けましょう。そして、アルバムに貼って思い出を形に残す作業を行って欲しいです。

光と影 37561526606061 詩野 (SHINO)

写真を撮る上で、光と影の関係はとても気になるところで、この2つの関係を上手く使っていきたいと思いながら撮ってます。

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Judge's review

どの写真からも、強い光と強烈な色彩が飛び込んできてとにかく目を引く作品。全て身近な場面を切り取っているところにリアルさを感じました。辛いことに直面したときこの作品のような光景に出会い、こんなに世の中はキラキラしていたんだ!と気持ちが切り替わった経験を思い出しました。そんなパワーのある作品です。タイトルが安易なこととコメントがなかったのが残念。言葉を加えて、作品の意図をより伝えることが大切です。

第7回cotenコンテスト

「リアル」
Aug 01, 2019 〜 Sep 15, 2019
Ended

Judges

  • 東京生まれ。広告代理店在職中に写真を学び、ブライダル写真事務所勤務、カメラマンアシスタントを経て写真家として独立。広告写真、カメラ雑誌執筆のほか、ワークショップやセミナーなどで多数開催し幅広く活動。2019年3月、東京・目黒に写真専門ギャラリーJam Photo Galleryを設立。